XPマシンにVoodoo3を取り付けた…

メインのマシン

JSFなどは高解像度にできるのですが16bitカラー固定のため縞模様が見苦しいのです。
F22ADFも同様です。

そこでまずXPで3dfx環境をエミュレートするdgvoodooというソフトを使って見ました。
しかし、JSFでは処理が重いのか、キーボードが反応しなくなる状態になります。

やはり当時の3dfxの環境が必要だと考えて、Voodoo3 3000 PCIを引っ張り出してきました。
元は以前Windows98マシンにしていたPCについていたものです。

これが苦難の始まりでした、取り付けは2枚のPCI-Expressスロットの間のPCIスロットを使いました。
モニターは液晶テレビを使い普段はDVI接続をしているのですが、まずGEFORCE をこれまでどおりにDVI接続にして、Voodoo3の出力をテレビのD-SUBに接続しました。

リモコンでぱちぱちと画面を切り替えて使おうというもくろみです。

取り付けて起動するとキーボードが反応しなくなりました。これまではFPに出したUSBからキーボードを接続していたのですが、背面のコネクタに接続すると元に戻りました。Voodoo3を取り付けたので電力不足になったのでしょうか？

さらに起動時に３回に２回はブルースクリーンになって再起動されるようになってしまいました。
やはり無理やりに取り付けたのがいけなかったのか…。

XPでの動作ですが、普通にVoodoo3 3000という名前でデバイスマネージャに表示され、ドライバもインストールされているようです。Voodoo3に接続されているモニタをプライマリにする設定にしたので起動するとBIOSの画面がDVI接続から表示されてWindowsの旗が出た後タスクバーのない画面になります。その後リモコンでD-sub接続の端子に切り替えるとこちらにWindowsの画面が表示されるという状態です。

しかいJSFとF22ADFの3dfxモードが有効になりません。
JSFは3dfxのチェックボックスがグレーアウトしているし、F22 ADFはハードウェアアクセラレーションの項目にハードウェアがありません。

ゲームソフトに付属しているドライバをゲームのディレクトリにコピーしたりWindowsフォルダの中のsystem32内にコピーしても見ましたが、効果がありません。

いろいろ探し回って3dfxzoneというサイトにたどり着きました、ここでは3dfx亡き後も有志の手でドライバの開発が進んでいるようでXP用のドライバもありました。

ここにあるAlpha4.5というドライバがWindowXP対応でVoodoo3,4,5に対応と書いてあったので、インストールしようするとヘルプファイルが見つからないとエラーになってしまいました。

されに探してVoodoo3のソフトウェアに登録されていたAlpha1.5というドライバをインストールしたところようやく3dfxモードが使用できるようになりました。ゲームの起動時に3dfxのロゴもちゃんと出ます。やっぱり3dfxの画面は美しいです、800ｘ600という画面サイズもあまり気になりません。

ただし動作設定用のユーティリティーがないので別にインストールする必要があります。
最初は3dfxツールをインストールしようとしたのですが、ツールの登録ができないとエラーになってインストールができません。そこでV-Controlというユーティリティーを見つけました。

起動時のブルースクリーンはNvidiaのコントロールパネルで出ているようなのでハードウェアプロファイルを使ってNvidiaを使う設定とVoodooを使う設定を分けたところ問題なく起動するようになりました。