ミュージックプレイヤーPCのリニューアル(パーツ購入編)

ミュージックプレーヤーとして使っている省スペースPCのリニューアルを行いました。

音楽を聴きながらWebを見ていると処理が遅くなるのと、音質がイマイチだということで今回のリニューアルとなりました。PCケースは元のものを流用しHDDはSSDに換装したノートPCからとった2.5インチの160GBのものを使いますので今回交換するのははM/Bとサウンドカードになります。

M/BはMINI-ITXでCPUオンボードでファンレスのものという条件で選択しました。条件を満たす候補としてAsusのAT5NM10-I、AT3ION-TI、AT5ION-TI、ZOTACのNM10-ITX Wifiがありました。

このうちAT5NM10-IとNM10-ITX WifiはCPUとしてATOM D510をAT3ION-IはATOM330、AT5ION-IがATOM D520をつんでいます。CPUのベンチマークを掲載しているサイトで調べたところATOM330とD510はそれほど差がないようです。一方D520はおよそ1.5倍の性能を出しています。

チップセットを見てみるとAT5ION-IとAT3ION-IがNVIDIAのION、AT5NM10-IとNM10-ITX WifiはINTELのNM10で内蔵グラフィックの性能はIONのほうが優れています。

対応メモリはAT5ION-IとAT3ION-IがDDR3対応、AT5NM10-IとNM10-ITX WifiがDDR2です。ボード固有の機能としてはNM10-ITXには無線LANが標準装備されていることAT5ION-IとAT3ION-IがNM10-ITX Wifiにはオーディオの光出力があること。AT5ION-I以外はVGA出力としてD-Sub15ピンがあることです。またNM10-ITX Wifiのみ光出力のほかにデジタル出力としてコアキシャルが用意されています。

以上の製品の中でAT5ION-IはVGA出力がHDMIとDVIに限られていて、モニターとして使っているテレビに接続したときに解像度が高くなりすぎるの値段がこなれていないことでパス。AT5NM10-IはCPU性能とオンボードVGAの性能があまり高くないのでこれもパス、AT3ION-IとNM10-ITX Wifiが残りました。

最終的に無線LANはUSBタイプのものが手持ちがあることもありNM10-ITX WifiよりVGA性能がよいAT3ION-Iを購入することに決めて、いざ秋葉原に向かいました。

最初にITXマザーの品揃えが豊富なパソコンハウス東映をのぞいてみましたが、希望の商品は見当たらずツクモに向かいました一枚だけ在庫がありましたが、値段が\15980と若干高めなのでほかの店を回ることに、Fath、クレバリー、DOSパラ、ツートップを回りましたが在庫なし、フラッと入ったソフマップでなんと\13800の値がついていた。旧商品特別価格とのこと格安のDDR3-1333メモリとあわせて\17280で購入しました。

駆け足で店を回ったので、一休み。ドトールで昼食です。

次はサウンドカードです、AT3ION-IにはPCI-EXPRESSスロットが一本だけあります、今回このM/Bを選んだのにはPCI-E仕様のサウンドカードを使ってみたいという目論見がありました。再度、販売店を回ってみましたが置いてあるのはPCI仕様でなおかつ値段の高いものか、極端に安いものしかおいてありません。最近のM/Bはオンボードでサウンド機能を持っているので、サウンドカードの需要もあまりないのです。

ミュージックプレーヤーとして使う以上\20000ちかくする高級品とまではいかなくても、ある程度の性能のものがほしいものです。しかしPCI-E仕様のサウンドカードとなるとAsusのXonar、CreativeのTitanumなど\10000円台半ばのものがほとんどです。玄人志向の安いものもありますがネットでの評判はあまりよくないようです。

取り合えずヨドバシカメラに向かいました。最近ではPCパーツもかなり豊富になっています。見つけたのが\7980のSoundBlaster Xtreme Audioという製品で「音楽と映画をもっと楽しく」というコピーがついていて今回の目的に十分でしょう。

組み立て編に続く

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