ubuntuでQuake!

    ubuntuの新OS、15.04Vivid Vervetがリリースされたので早速インストールしてみた。見た目はあまり変わりない。
なぜか、パスワードの入力欄で日本語変換が有効になる。スクリーンがロックされていると入れなくなる、使っているのが英語配列のキーボードなのだがなにか関係があるのだろうか?さてPCゲームのコーナーなので早速ソフトウェアセンターを覗いて見た、「FPS」で検索するとQuakeI、II 、IIIが出てくる、フリーの(オープンソース)のソフトも結構ある、前回紹介したOpenArenaやNexuiz収録されている。とりあえず軽く遊ぼうとQuakeをインストールしてみた・・・。インストール自体はソフトウェアセンターから簡単にできる。インストールすると左端のランチャーに登録される。ところが早速起動すると

「データがないので起動できません」

とのこと

詳しくは/usr/share/doc/quake内の文書を読め

とのことである。

それによると、オリジナルのQuakeのディスクから

game-data-packager

なるスクリプトでデータをquakeの入っているフォルダに入れろとのことだ。そこで手持ちのquakeのCDを出してきてドライブにセットして、説明書どおりに操作するが、どうしても

「データが書き込めません」

というエラーがでるだけ、何かが間違っているのだろうが今回は面倒なのでquakeを一度インストールしてそこからデータをコピーすることにした。インストールに使うのはDosエミュレータのDosBoxを使った。これもソフトウェアセンターから間単にインストールできた。

cドライブは/home/XXXX、dドライブはmountされた/media/xxxx/QUAKE106に設定した。

この状態でいったんQuakeをインストールしてできてきた

Pak0.pakとPack1.pakをubuntunの/usr/share/games/quake/id1

にコピーする。このときインストール直後の状態では、PAK1.PAK、PAK0.PAKと大文字のファイル名になっている。この状態ではubuntuは認識してくれないので、小文字のファイル名に直す。ファイルをコピーしてランチャーからquakeのボタンをクリックしてquakeが起動すれば完了。

quake v1.06はデータがLHA形式で圧縮されているので、game-data-packagerは使えない。
以下その方法

1. sudo apt-get install lhasaで解凍ソフトをインストールする。

2. カレントディレクトリをquakeがインストールされたディレクトリに移動する。
大体は”/usr/share/games/quake”になっていることと思う。

3. 次のようにコマンドを入力
Lha e /media/<ログインユーザー名>/QUAKE106/resource.1

以上で完了。端末から”quake”と入力するとquakeが起動するはず。

game-data-packager

が入っている

/usr/games

の中にはquakeのほかにもdoomやHexenといったid softwareのゲームの設定ファイルがあったので機会があればもう一度挑戦したいと思う。

さらに

/usr/gamesの中にはquakespamsという新しいquakeエンジンがあるので

quake –engine quakespams

として描画エンジンを変更することで1920x1080以上の解像度でquakeをプレイすることができる。

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