以前iOS対応と言うことでiPhoneでトゥームレイダーをプレイするために買ったものですが、ペアリングはできるものの音量調整しか動かず、ボタンもスティックもまるで認識しないので、使い物にならないので放り出していたものです。後で調べるとiCadという規格に対応していないゲームでは使えないということでした。
その後アンドロイド端末が手元になく、HD6の前に手に入れたKindle FireにはBluetoothが搭載されていなかったのでそのままになっていました。
Fire HD6でレース物やFPSなど幾つかゲームを試してみたのですがやはりジョイパッドはあったほうが操作しやすいと言う結論に達しました。そこで思い出したのが『PG‐9025』でした。「そういえばアンドロイド対応のジョイパッドがあったな」と探すことしばし、押入れの中から『PG‐9025』を発掘しました。説明書が見当たりませんでしたが、Webの情報
・「Yキー」を押しながら「HOME」ボタンを押すと「iCade Mode」
・「Bキー」を押しながら「HOME」ボタンを押すと「Mouse Mode」
・「Aキー」を押しながら「HOME」ボタンを押すと「keyboard Mode」
・「Xキー」を押しながら「HOME」ボタンを押すと「Joystick Mode」
を頼りに「Joystick Mode」でペアリングをしたところ『ipega media gamepad controller』というk『キーボード』のアイコンが表示されて接続されました。
早速Real Racing 3で試したところコントローラーを認識して『ゲームコントローラーが接続されました。ホイールBの設定まだが有効です。』という表示がでました。
「ホイールBの設定がまだ有効です」というのが気になりましたが、動作は正常でメニュー画面に手の形のカーソルが表示されるようになりました。レース中のボタン配置は「A、R1」がアクセル「X、L1」がブレーキになり「Y、R2」が視点変更、「B,L2」が後方視点になりました。
コントローラー本体はやや大きめの割には軽く、操作感はアナログスティックは柔らかめで、「REAL RACING」ではある程度倒すと急にハンドルが切れるという挙動を示し、若干リニア感にかけます。ただしFPSでは特に気にならないので、ゲーム側でステアリング補正がかかっているせいかもしれません。
ボタンはスタートとセレクトがゴム製でフニャフニャした感触、あまり使わないのでこれはOK、「L2」、「R2」がアナログでないのがちょっと不満です。しかも本体の底に着いているのでちょっと押しにくい、ボタン全般はストロークが深めなので「A+X」とか「A+B」などの同時押しは苦手かも、私が買ったときは4000円位したのですが、現時点でアマゾンで3000円以下とかなり安く購入可能ですがほぼandroid専用と考えたほうがいいと思います。
とにかく安いものが欲しい人、アクション系以外のゲームに使う人以外はあまりお勧めは出来ません。
ここまでが5年前のインプレッションだが、結局MadKatzは生き残れず、PG-9025は5年以上のロングセラーとなっているという結果になった。
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