Lavie Tab E708/KASの 『ゲーミングタブレットとしての実力』を検証する(1)スペック編

先の記事『スマホユーザーにこそ知って欲しいタブレット最強説』を受けてLavie Tab ETE708/KASを入手しましたので、ゲーミングタブレットとしての実用性という観点から検証および・レビューをしていきたいと思います。

目次

  1. スペックの解説
  2. ベンチマーク結果
  3. 写真による本体各部解説

1.スペックの解説

まずこのETE708/KASのスペックですが以下のようになります。

  型番:Lavie Tab E TE708/KAS
  OS:android 9.0
  CPU:MT8768 2.3GHz(HelioP22T)
  Architecture:8コア
  GPU:PowerVR Rogue GE8300
  メモリ:4GB
  容量:64GB
  画面サイズ :7.98inc
  解像度:1200x1920(IPS)
  マイクロSDスロット:256GBまで対応

2020発売のLavie4モデルのうちでは最もパフォーマンスが優れた機種になります。
メモリは4GB、ストレージは64GBと十分な容量です。
マイクロSDスロットが256GBまで対応しているのも頼もしいです。

2.ベンチマーク結果

CPU性能とGPU性能を確認するためベンチマークをとりました。

ベンチマークソフト

Lavie TE708KAS

Lavie TS508FAM

AnTuTu Bench 8 CPU

105285

87965

AnTuTu Bench 8 GPU

5888

9804

GeekBench 3 Multi-core:

4758

2984

Single-core:

1016

820

GeekBench 5 Multi-coe

898

950

single-core

168

200

3Dmark SlingShot Extream unlimited

536

460

IceStorm unlimited

11961

13709

グラフィック性能が低めなのはGPUがSnapDragonに使われているMaliシリーズではなくPowerVRなのが原因でしょう。グラフィックでは僅差で旧型のTS508/FAMに負けていますが全体としてほぼ同じくらいの性能といえそうです。

3.写真による本体各部解説

次に実際に本体を見ていきましょう。筐体は上下が合成樹脂で、それ以外の外装はアルミ製です。質量は305gでとても軽いです、長時間ゲームをしても疲れなさそうです。

本体上部にヘッドホン端子とスピーカーの穴が開いています。スピーカーは一か所、モノラルですが、Dolby対応で音質は比較的良いです。

兄弟モデルのLenovo TAB M8とよく似ています。サイズは横位置で両手で側面を持つとちょうど下の角が親指の付け根に乗って人差し指が上の角にかかるようになってうまく固定が出来ます。

本体側面は丸みを帯びていて、背面のカメラは少し出っ張っています。ディスプレイは細額縁で1920x1200のフルHD画質です、液晶は見やすいIPS液晶で、画面はフラットです。

ホームボタンや指紋認証はなく生体認証は顔認証です。上の縁にカメラが付いていますが、暗いところだと顔認証がうまくいかない時があります。

MicroSDスロットは左側面にあり、スマホのSIMのようにピンでつついてトレイを出して、そこにMicroSDカードを格納する仕組みになっています。

本体右側面、電源・ボリュームボタンがついていて、充電・OTG兼用のMicroUSB TypeBポートは右にオフセットして設けられています。USBポートがオフセットしているので、USBポートにケーブルをつないで充電中でも持つ手の邪魔になりません。

逆に左側についたスピーカーはうっかりつかむと音がこもって聞こえなくなります。

次回はいよいよ実際にゲームをプレイして『ゲーミングタブレットとしての実力』を検証したいと思います。

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