Lavie Tab E708/KASの 『ゲーミングタブレットとしての実力』を検証する(2)実戦編

実際にゲームをプレイして動作、グラフィック、操作性、総合的な快適性について検証しました。プレイしたゲームは下記のタイトルです。

目次

  1. FPS・TPS
    • Call Of Duty Mobile
    • PUBG Mobile
    • SHADOWGUN LEGENDS
  2. レース系
    • Asphalt 8
    • Asphalt 9
  3. アクションRPG
    • 崩壊3rd
  4. ソーシャルゲーム
    • どうぶつの森ポケットキャンプ

TPS・FPS
Call Of Duty Mobile
特に動きが悪いということはなくサクサク動きます。描画性能にはまだ余力がある感じですが、グラフィックス品質は「低」のみしか選べません。

フレームレートのみ「低」「標準」「高」のどれかを選べます。その他の設定はフィールドの深みの「On/Off」のみ。エイミングは自動なので、当たりやすいです。

コントローラに対応しています。Bluetooth接続のコントローラを使えば、より操作性が高くなります。)(現在はPS4コントローラとXBOXコントローラのみ対応)

PUBG Mobile
動きについては通信対戦なので通信速度によっては敵がワープするような動きをすることもあります。

それから音声がモノラルなので銃声がどちらから聞こえるかが分からず敵に気が付かないで倒されてしまいました。エイミングは自動ではないのでなかなか当たらないですね。

コントローラは使えるかどうかわかりません、Bluetooth接続のコントローラを接続してみましたが、右スティックで視線の移動ができるだけでした。

グラフィック品質は「スムーズ」「標準」のみ選べます。その他は「この端末では選べません」になり選べません。フレーム設定は「低」「中」が選べます。

演出は全て選べます、シャドウは「無効」「有効」が選べます。グラフィックの自動調整は、「無効」「有効」が選べます。

SHADOWGUN LEGENDS
グラフィックディテールは初期設定が「自動」で「超高」「高」「中」「低」が選べます。

フレーム制限は初期設定が「自動」「30fps」「60fps」が選べます。自動のままでもグラフィックは綺麗です。

動きもサクサクでフレーム落ちもありません。コントローラに対応しています。有線コントローラを使えばより操作性が高くなります。

FPSでタブレットを使う利点は
・画面が大きいので遠くの敵も狙いが付けやすい。
・より大画面でゲームを楽しめる。
・コントローラが使えるタイトルは、操作性が上がる
というところでしょうか

実際にプレイして気が付いたことは、

レース系
Asphalt 8
ゲーム中の車の動きは非常になめらかでカクツキもありません。視点にバンパー視点があり実際に車に乗っているかのようです。

画質は初期設定が「Midium」、「Very Low」「Low」「High]から選べます。またコントローラに対応していて、コントローラをつなぐと設定画面が表示され使えるようになります。

Asphalt 9
車の挙動は若干カクツキが見られることがありますが、プレイの快適さに影響するほどではありません。

こちらはパンパ―視点はありません。
ビジュアルクオリティは初期設定で「高品質」、「初期設定」のみです。

こちらもコントローラに対応していて、コントローラをつなぐと設定画面が表示されて使えるようになります。

アクションRPG

崩壊3rd
タップボタンの位置が適度に離れているので操作性が良く誤操作も少なくなります。
戦闘シーンで登場キャラクター達のアクションを大画面で見られるのも良いです。

画質設定は、低から高に5段階に調節できます。
更にカスタムで、解像度、フレームレート、後処理(高品質、HDR、AntiAliasing、歪曲効果)、反射効果、模擬、がそれぞれ設定できます。さらに低電力モードがあります。

グラフィック系のオプションをすべて最高にしてもゲームはストレスなく快適にプレイできます。開発力のあるメーカーのゲームなので多様なGPUに対応できているのでしょう。



ソーシャル

どうぶつの森ポケットキャンプ
Dolby対応のせいか海岸で波の打ち寄せる音や砂を踏んで歩く音が綺麗に聴こえます。画質設定はありません。その他オプションもありません。

アバターや各キャラクターがキャンプ場で三々五々、くつろいでいるのを見守ったり、魚を釣ったり、果物をとったりを、まったり、大画面でプレイできるのが楽しいです。

まとめ

実際にandroidタブレットTE708KASでゲームをプレイしてみて、よい点をまとめると。

画面が大きいので遠くの敵も狙いが付けやすいです。
コントローラが使えるタイトルは、操作性が上がります。
・画質が良く大画面で迫力のあるゲーム体験ができます。
タップ領域が大きいので操作ミスが減りました。
・モノラルスピーカーだがDolby 対応のため疑似ステレオの様な効果があった。

悪い点は

・搭載されているGPUに対して最適化されていないゲームでは画質が上げられません。これはGPUにPowerVRを採用しているのが原因と思われます。
・この機種はスピーカーがモノラルなので敵がどちらから来るか音で判断できませんでした。イヤホンが必要だと思います。
・CPUパワーがもう少し欲しい。

さて、Lavie TE708KASを『ゲーミングタブレットとしての実力』を検証したわけですが、実際にゲームをしてみてベンチマークのように極端にグラフィックが弱いという印象は受けませんでした。10インチサイズの画面でもなければ画質の差はそれほど気にすることでもないと思います。

レスポンスもよく、部屋中どこでへ持っていけて、寝っ転がってプレイするのも良し、スタンドに立ててコントローラで操作するのも良し、いつでも快適にゲームをプレイできるタブレットだと思います。

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