予算5万円、15年前のVISTA PCをリニューアル。ゲーミングPCとして再生!【電源投入】

こんにちは!Ziemaです。

先にお伝えした次期ゲームマシン構築計画ですが、パーツが届きました。といいたいところですが2個口の荷物のうち1個が届きません。
結局もう一個の方はこの日の午後8時頃になってようやく届きました。パーツがそろったので組み立て開始ですが、その前にライセンスを確認します。

デジタルライセンス

組み立ての前に、古い方のPCのライセンスをWindows10 デジタルライセンスへの移行を行います。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/12440/windows-10-activate

を参考にしてライセンスをマイクロソフトアカウントにリンクします。

Microsoft アカウントを追加すると、[ライセンス認証] ページに “Windows は、Microsoft アカウントにリンクされたデジタル ライセンスによってライセンス認証されています” というメッセージが表示されます。

流用するパーツの取り外し

それでは組み立てです、古いPCのケースを開けて、まずグラフィックボードを下記の手順で取り外します。

1.ディスプレイケーブルを外して、ボードの固定ネジを外す。

2.補助電源コネクタを外す。

3.マザーボードのスロットについている。固定ストッパーを外す。

4.抵抗がないことを確認してゆっくり引き抜く

次にドライブに接続された、SATAケーブル(ストッパーに気を付ける)、電源ケーブルを外すことを忘れずに、SSDとHDDを取り外します。

使うものはこれだけなので古いPCのケースを閉じます。

マザーボードのセットアップ

写真はイメージです。

CPUの取り付け

マザーボードにCPUを取り付けます、ソケットの固定レバーを引き上げてをCPUの角の三角印とソケットの三角印を合わせて差し込みます。この時ピンを曲げたり、折ったりしない様気を付けます。(私は以前、Intel CPUでピン折れを経験しているので特に気をつけています。)差し込んだらレバーを戻して固定します。

本来ならここでCPUに熱伝導グリスを塗るのですが、今回はCPUクーラーにあらかじめグリスが塗ってあるので、これをそのまま使用します。

今回使うCPU、Ryzen 5 3400Gにはリテール品のWraith Spire CPUクーラーが付いてくるのでこれを取り付けます。その前にマザーボードからCPUクーラー用のマウントを取り外します。(このマウントはマザーボードを売る際に必要になりますので保管しておくことをお勧めします)

マウントを外すとバックプレートも外れますので、マザーボードが入っていた箱中に敷いてあるウレタンをマザーボードの下に敷いて外れない様にします。次にWraith SpireCPUクーラーをバックプレートに当てて四つのネジ穴それぞれにWraith Spireのネジを合わせて固定します、ネジは対角線上交互に均等に力がかかるように締めていきます。

最後にCPUファンのコネクタをマザーボードの上のピンに接続します。

メモリの取り付け

メモリはスロットについている突起とメモリの切り欠きを合わせて、しっかり差し込みます、奥まで差し込むとラッチがかかります。(差し込み方が足りないとかからないので)これを目安に取り付けます。

PCケースへの取り付け

I/Oパネルの取り付け

次に新しいPCケースのサイドパネルを取り外し、マザーボードに付属してきたI/Oパネルを取り付けます。四隅をしっかり押さえて押し込み、浮き上がりがないように取り付けます。I/Oパネルは薄い金属なので手を切ったりしない様気を付けましょう。

マザーボードの取り付け

次にマザーボードを取り付けます。マザーボードの穴と、PCケースのスペーサーの穴を合わせます。この時I/Oパネルの穴とマザーボードの各ポートの穴がずれないようにします。

次に外部用のUSBポート、HD AudioポートにPCケースのケーブルを接続します。USB3.0ポートにケースのケーブルを接続します。また電源スイッチ、リセットスイッチ、PowerLED、HDD LEDにPCケースのケーブルを接続します。LEDは極性があるので+/-を間違えないように

またPCケースについている二つのケースファンそれぞれのコネクタをマザーボード上のケースファン1、ケースファン2のピンに接続します。

電源の取り付け

今回購入したFractal Design Define nano sには電源が付属していないので、これも手持ちのFX電源550Wを取り付けます。

このケースは底面にエアフロ―の穴があるので、電源の冷却ファンを下向きにして、ケースの穴の位置と合わせてネジで止めます。

グラフィックボードの取り付け

古いPCから外したGeforce GTX970をマザーボードのPCIex16スロットに取り付けます。PCケースのスロットカバーを外して、ボードを差し込んでネジで固定します。

電源ケーブルの取り付け

マザーボードのATXコネクタ、グラフィックボードの補助電源をつなぎます。

この時に重大な見落としがあったのですがそれは後の方で説明します。

これでほぼ完成です、CPUクーラーはAMDの文字のでっぱりを反対に向けた方が良かったかもしれません。グラフィックボードはもっと大きいものも付きそうです。

電源投入、あれ起動しない!?

ところが電源とマウス、モニタを繋いで電源を入れたのですが、CPUファンが回りません。画面も真っ暗のままです。一瞬壊してしまったか?!と焦りましたが、よく見ると何のことはないマザーボードの補助電源コネクタに電源がささっていませんでした。

補助電源を繋いで電源を入れたところ、無事起動してEFIの画面も表示されました。

ストレージの取り付け

古いPCから取り外したシステムの入ったSSDとデータ用SATA HDDをケースに取り付けます。PCケースのサイドパネルを外すと2.5インチベイと3.5インチベイが現れます。

ここにシステムSSDとデータ用HDDを取り付けて、電源とSATAケーブルを繋ぎます。組み立てはこれで終わりです。このケースはスペースの利用がうまく出来ているのですが、ケーブルの取り回しで穴をくぐらせたりベルクロテープで束ねたりと気を使いました。

まとめ

久しぶりの組み立てだったので、いくつかミスをしましたが無事組み立て完了して、起動することも確認できました。

次はOSが正常に起動するかどうかですが、ストレージ以外ハードウェアがすっかり変わってしまっているので果たしてうまく起動するのかどうかちょっと不安です。

次はWindow10の起動とパフォーマンスの検証を行う予定です。

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