電子書籍で読書三昧、おうち時間を有意義に使おう!(ビューアー購入編)

おうち時間


こんにちは!Ziemaです。

緊急事態宣伝で週末に遠出もできず、なんとなく部屋の中で過ごす日々が続いています。皆さんはおうち時間はどのように過ごしていますか?

おうち時間は読書で過ごす

私は最近、疎遠になっていた書物との旧交を温めています。先日久しぶりに訪れた書店で、ふと手にしたのが故小松左京の「日本沈没」でした。ちょっと不謹慎ですが緊急事態宣言にぴったりなタイトルではないですか。

内容は一言でいえば「日本」が「沈没」するという話なのですが。

フィクションとは言え1970年頃の地質・地震学に基づいた「日本沈没」のシナリオは緻密に理論を積み重ねて書き込まれていてフィクションと分かっていても背筋がうすら寒くなる内容でした。

このコロナ禍、もしかすると経済的な日本沈没を招くかもと考えたりしました。

さて、この日本沈没には続編があって、小松左京と谷甲州の合作の「第二部」が存在しています。私は以前Kindleストアで購入しており、今回は電子書籍をiPadで再読しました。

「異変」から25年、全世界に散らばった「日本人」達のその後、そして迫りくる全人類への危機と、読み応えのある内容でした。

スマホ、タブレットで読書はつらい

それはさて置き、電子書籍を読んだことがある方端末は何をお使いですか?タブレットでしょうか?それともスマホでしょうか?

私はタブレット(iPad Pro 11インチ)を使っていました。画面の大きさは見開きの本と同じくらいで、字は大きく見やすいのですが、欠点は重いことと液晶画面のバックライトが眩しくて、目がしばしばすること、寝床で読むとき、つい近目になって目に悪いという欠点があります。

スマホは使ったことがありません、端末が軽いのは良いのですが、やはりバックライトが目にきつく、画面と文字も小さく私の場合、読書に使うことは全く考えられません。

今回もiPadを使用して読んだのですが日本沈没第二部は結構な分量があるので、上記のようなことがあって首が痛くなったり、なんだか目の焦点が合わなくなった気がして困りました。

電子書籍ビューワー

そこで思いついたのが、電子書籍ビューワーの導入です。以前から電子インクを使った書籍ビューワーの存在は知っていたものの、必要性はあまり感じていませんでした。

しかし紙の本を読むとき、特に文庫本は字が小さいので老眼の身には少々つらくなってきたこともあり、徐々に電子書籍へ移行することを考え、フロントライトのe-inkディスプレイを搭載した専用ビューワーを購入することにしました。

現在、e-inkディスプレイを搭載した電子書籍ビューアーにはandoroid10搭載のBoox note air、専用端末として楽天ブックスのKobo Clara HD、アマゾンのKindle Paperwhiteなどがあります。

android端末であるBooxはアプリをインストールすることで複数の電子書籍サービスを使えますが、Kobo、kindleはそれぞれ楽天ブックス、Amazonのサービスしか利用できません。

それぞれのスペックと価格の比較

スペックと価格の一覧です。

機種名Boox note airKobo Clara HDKindle Paperwhite
価格¥59,800¥15,180¥13,980・¥15,980
ネットワーク接続タイプWi-FiモデルWi-FiモデルWi-Fiモデル
メモリ容量32GB8GB8G・32GB
画面サイズ10.3インチ6インチ6インチ
パネル種類CartaCartaCarta
画面解像度1872×1404(227ppi)1448×1072(300ppi)1448×1072(300ppi)
本体I/FUSB Type-CmicroUSBmicroUSB
Wi-Fi2.4G,5G2.4G,5G2.4G
BluetoothBluetooth5.0
防水IPX8
サイズ229.4×5.8×195.4㎜111×8.3×157㎜116×8.18×167㎜
重量420g166g182g
利用できる書籍サービスすべて楽天ブックスAmazon

さて、私と同じようにこれから電子書籍ビューアーを購入する方は、これらの中でどれかを選ばなければならないのですが。予算がたっぷりある方はBooxという選択肢もありますが、大多数の方は1万円台前半で購入できるKoboかKindleかどちらかを選ぶことになるのではないでしょうか?

画面サイズはどちらも6インチで文庫本と同じくらいの面積です。文字サイズが小さいと老眼の身には辛そうですがこれは文字サイズの変更で解決できます。KoboとKindleは画面に関してはほとんど同じスペックです。

KoboとKindleで唯一違っているのがメモリ容量と防水性能と若干の寸法です。Koboは8Gしかないのに対しKindleは8Gの他に+2,000円で32Gモデルがあり、より多くの本を保存して持ち歩けます。もっとも、文字だけの本であれば8Gで十分な様です。ただ防水性能はその気になれば風呂の中で読めるので便利です。

またKindleには広告の有無という選択肢があります。広告なしは+2,000円となります。さらに4G回線付(月額無料)のセルラーモデルは+5,000円になります。

Kindle購入を決めた方へ

Kindle購入を決めた皆さんに一つ注意があります。私が購入を決めたところで一つ問題が発生しました。購入画面のオプションでAmazonの読み放題サービスである、Kindle Unlimited 3か月無料版をつけると、どうしても商品が買い物かごに追加が出来ないのです。仕方がないのでUnlimitedなしで注文しました。

Amazonのサポートに問い合わせたところ、Amazonアプリからの注文ではKindle Unlimitedオプションはつけることができないとのことでした。「その旨表示が出るようになっている」との事でしたが私のケースでは表示はありませんでした。

Amazonサポートで検証した結果不具合が確認され、(現在は対策されていると思いますが)Kindle Unlimited 3か月分の2940円分をクーポンでもらったので、とりあえずはKindle Unlimitedが2か月分で298円のキャンペーンがあったので加入しました。のこりは電子本を買うつもりです。

まとめ

最終的にはハード的にはビューワーの差はほとんどないので選択は利用する電子書籍ストアで決まると思います。私はKindleの電子書籍は以前から何冊か持っていて、楽天ブックスの電子書籍は持っていなかったのと、やはり200万冊の蔵書が読み放題のKindle Unlimitedがあるということで、Amazon Kindleを選ぶことにしました。選んだのはメモリ32Gで家でダウンロードしたものを読むのでWi-Fi モデル、広告も特に気にならなかったので広告ありのモデルです。