いまどきのマザーにWindows98をインストールする。その1

サブマシンのMBが逝ったため、久しぶりに自作に取り組むことになった。

格安のマザーにOSにはWindows98を、グラフィックカードに3dfx voodoo3でをDOSやWindows9x時代のGllide対応のゲームを動そうと考えているのである。DOSやWin9xのゲームなのでスペックは低くてもかまわない、予算はとにかく安くである。とりあえず近所のドスパラへ足を運んだ。

サブマシンはMATX規格のケースを使っていたのでマザーボードのタイプもMATXかさらに小さいものになる。この辺のマザーだとグラフィック、サウンド、LANなどすべてオンボードで用意されているが今回はvoodoo3とPCIサウンドカードを使うのでPCIスロットが2本欲しい。店頭で見るとG31、G41&IH7搭載のものあるいは、ATOM搭載のものが5千円前後で手に入ることがわかった。

いろいろ見てみたがFOXCONNのG41MX-F2.0がソケット775、PCI-Ex16x1、PCI-Ex8x1、PCIx2となかなかよさそうである。値段も\4980と手ごろである。ATM搭載のマザーという選択肢もあったが拡張スロットが少ないため今回の構成を考えてG41マザーを選択することになった。これにセレロン430-1.8GHz、メモリDDR2-PC800-1GBを足して一万円ちょっとになった。

自宅に帰り早速組み立てを始めた。まずは新しいマザーボードにCPUを取り付ける。
まずCPUソケットを見るとフタがかぶさっている。まずはこれをはずせと書いてある。フタと取り外しセレロンをそっと差し込んだ。

CPUファンはセレロン付属のものを使った。ソケット周りにある4つの穴にファンから出ている4本の足を差し込むようになっている。
まずファン下部の透明なパーツを穴に差し込む、さらにその上についている黒い部分を押し込むと透明パーツがマザーボードの裏側で固定されるので黒いパーツの表に書いてある矢印の方向に回し足をロックして固定する。これを4箇所行う必要ある、マザーボードの裏から目で確認しながら操作するのが間違いないだろう。

CPUを取り付けたら、ケースから今回逝ってしまったマザーボードを取り外す、バックパネルをパコンとはずして新しいマザーボードに付属のものをはめ込む。新しいマザーボードをバックパネルにはめ込んで、マザーボードの固定ねじを閉めて取り付け完了。

ちなみにバックパネルにはPS/2キーボードとマウス、USBx4、LAN、VGA、Sirialx1、サウンドしかなくパラレルポート、ゲームポートなどは省略されている。さらにメモリを二つあるスロットの片方に取り付けた。

このマザーボードはIDEが1チャンネルしかないので、二台付けていたDVD-ROMドライブは片方を取り外し、HDDをマスター、DVD-ROMをスレイブに設定し一本のケーブルに取り付けた。転送速度はDVD-ROMに足を引っ張られるが、仕方がない。SATAは今のところ使う予定はない。

次にFDDドライブを取り付ける、このマザーはFDDのコネクタが下のほうについており、手持ちのFDDケーブルでは今まで付けていたベイと接続するには長さが足りなかった、幸いケースの下のほうにもFDDベイがありこちらにドライブを移した。

このマザーボードは下のほうにUSB、オーディオ、スイッチ類、LED類の接続端子が集中しており、場所も狭いため接続にはちょっと手間取った。さらに二つあるPCIスロットに3DfxVoodoo3とXWAVE754を取り付けると、かなり密集した感じになった。

起動してみる、と画面が真っ暗なままでBeep音が鳴る、もう一度PCIスロットにさしてあるVoodoo3をさしなおして起動したところvoodoo3のBIOSが表示されてBOOT画面が表示された。voodoo3は中古で買ったものなので接触が悪かったようだ。まずはじめの起動ではDELキーを押してBIOSの画面を立ち上げ、System Informationの画面を表示させるとIDEがPrimary、Secandary、Thirdと六つのデバイスがありこのうち一番下のThirdのmasterとslaveにIDEポートに接続したHDDとDVD-RWが表示されていた。
これ以外のデバイスはNotDetectになっている。念のためHDDとDVD-RWはEnterをおして内容を表示させデバイスが間違いなく検出されているのを確認した。

オンボードのデバイスはLANを除いてすべてDisableに変更した。始めてみる項目でNorthBlidg Configurationという項目があった。どうもグラフィックに関係した設定のようなのでInitialGraphicAdapterの順番をPCI/IGAに設定して、PEG PORTはDsableにした。

ここまでハードの組み立ては終了、次はOSのインストールに入る。

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